歴史のif 2019 5 19

書名 フーバー大統領が明かす日米戦争の真実
著者 加瀬 英明(編著)  勉誠出版

 歴史に「if」はありませんが、
今の私たちから見て、発生しなかった未来は、どうなっていたのか。
以下は、この本から引用です。
 フーバー元大統領は、
トルーマンが大統領に就任すると、
5月にドイツが連合国に降伏した後に、
日本とできるだけ速やかに講和を図るように進言した。
 フーバーは、「日本はアメリカと同じ価値観を共有する国である」と言って、
「日本が戦後、朝鮮半島と台湾を領有し続けることを認めるべきだ」と勧め、
また「中国大陸からの日本軍の撤退は、できるだけ時間をかけて、
ゆっくりと行うべきである」と提言した。
 もし、トルーマン大統領がフーバーの提言を受け入れて、
1945年7月以前に日本と講和を実現していたとすれば、
その後、中国大陸が共産化されることも、
朝鮮半島が分断されて、朝鮮戦争が起こることもなかった。
そして、ソ連が対日戦争に参加することもなかった。
(引用、以上)

二人のルーズヴェルト 2014 8 10

今日も、江崎道朗氏の著書から、興味深いところを紹介しましょう。

 アメリカは、この100年、二つの対日政策で揺れてきた。
一つは、「大陸国家(ロシアや中国)の膨張政策の防波堤として、
日本を活用すべきだ」というものだ。
 日露戦争の時、セオドア・ルーズヴェルト大統領が、
この「ストロング・ジャパン(強い日本)」政策を採用した。
 もう一つは、「強い日本は、アジアの脅威であるばかりでなく、
アメリカの権益を損なう存在だ」というもので、
日中戦争の時、フランクリン・ルーズヴェルト大統領が、
この「ウィーク・ジャパン(弱い日本)」政策を採用した。
(引用、以上)
































































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